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わたしたちは、この世界と折り合いをつけながら生きている。
不条理なことが起こったとき、しかたないと思い込んで妥協する。 しかし、どうしてもそれができないのなら、どうすればいいか… 彼は、そこで写真を撮ることを選びとった、ように思われる。 それは、「かたち」を見出だすことである。 ぐちゃぐちゃで、ごちゃごちゃで、めちゃめちゃなところから、あるものを捉えることである。 そうして、それによって、「もの」を揺さぶり、動かし、知覚を、認識を、自分を、世界を変えることである。 この写真集は、彼にとってはじめての「第二弾」のものである。 ファインダーをとおして世界を見つづけていくという静かな、そして力強い意志に、よろこびをもって心からの敬意を表したい。
-淤見信大郎 Shintaro Omi
MARKING
僕の写真を投下していくプラットフォーム的写真記録集.
2019/4~2019/7 Hiroshima,Fukuoka photographs.
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